看護Job

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患者との触れ合い方

看護師として働くと

看護師として働くと、辛い現場にも遭遇します。

患者さんや家族さんとも接する機会が多いため、いろんな感情が混ざり合い、どう接すれば良いのかわからなくなる時もあります。
>>ナースが手を焼く患者

患者さんが看護師さんに好意を抱いたり、セクハラをしてくる迷惑な患者さんもいれば、大声で怒鳴り散らす方もいます。

患者さんは皆、病気を治したいと心から思っているとは限りません。
諦めている方、治すという希望を持っていない方もおられます。

看護師は、患者さんと一番身近に接する者として、いつも笑顔を絶やしてはいけません。
患者さんやご家族の方に、希望と安心を与えることができるように、悩みを聞いてしまっても明るく接すること、不安を取り除いてあげることも仕事の一つです。

敏感になっている患者さんは、看護師が仕事をこなしている間の表情も見ています。
その表情で余計に不安になられる方もいれば、怒られる方もいらっしゃいます。

入院患者さんと看護師

看護師は入院患者さんに、身の回りのお世話をしてあげることが仕事です。
そこで、病室を自分の家のようにふるまわれる方は良いのですが、看護師が当然の家族だというようにコキ使われる方もいらっしゃいます。

お茶を持ってこい、枕の位置が高いなど。
ご自身で歩ける場合でも、ちょっとしたことで看護師を呼ばれる患者さんもいらっしゃいます。

悪いことではありませんし、看護師も嫌な顔をせずしなければいけないことなのですが、やはりどうしても、他の仕事の邪魔をされる、無駄なことで呼ばれる、そういった状況にイライラしてしまうものです。

イライラするのは悪いことではありません。
患者さんとの触れ合い方について、しっかり考えを持っていればイライラせずに済むかもしれません。

患者さんとの距離をどう考えるか

患者さんと看護師さんの距離がゼロというのは、近すぎます。
あまりプライベートのことばかり話をすると、感情移入してしまい、何かあった時に冷静に判断できなくなるからです。

患者さんと話をするときは、ある程度受け流す力も必要です。
嫌なことはスルーして、患者さんの大切なお話はしっかり耳を傾けること。

そして、患者さんとの距離は、一定距離を保ったところから接することを忘れてはいけません。
触れ合い方は患者さんによって変えなければいけませんし、その方の治療を第一の目的として接さなければいけません。

考えることが多いですが、患者さんあっての看護師ですから、患者さんとの触れ合い方は自分でしっかり考えを持って、仕事に挑みましょう。

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