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認定看護師とは

認定看護師になるまで

認定看護師と言えば、看護師のベテランだとイメージされる方が多いかと思います。
そもそも認定看護師は看護のエキスパートと呼ばれる、看護協会から認定を受けた看護師のこと。

近年スキルアップのために試験を受ける方も増えましたが、実は看護師の資格を取得してすぐになれるものではありません。
>>認定看護師とは

認定看護師になるには、実務経験を5年間積まなければいけません。
転職や休職などをしても合わせて5年以上の経験があれば認定が可能ですが、1年間休職していたら認定看護師になるには6年の歳月が必要です。

また、取得したい資格の認定分野の実務経験も必要です。
緩和ケア認定看護師になりたければ、3年または5年の緩和ケアの実務経験と、その他一般での経験が2年必要なわけです。

いずれ認定看護師になることを考えているという方は、自分がなりたい認定経験が詰める分野へ就職しなければいけません。
もし違う分野に配属されてしまったら、配属希望や転職をする必要があります。

認定看護師になるための学校

認定看護師になるには教育課程を受けることが必要です。
認定看護師教育機関は全国で53機関あります。
すべて合わせると80課程が開講されていますが、教育課程は半年以上と決められています。

授業は通常、平日の昼間です。
通常の看護師として働きながら通学することは不可能です。

長期休職したり、一時現場を離れる必要があります。
一部地域には週2日の開校で、通勤しながら通学できるところもありますが、その地域に住んでいなければ無理です。

もし現在、認定看護師の資格取得を目指したいのであれば、早めに働いているところに申し出る必要があります。
いつかチャレンジしたいと思っている方も、面談などがあれば上司に伝えておきましょう。

分野によっては、全国で1か所しか開校していないところもあります。
認定看護分野は、全部で21つあります。

認定看護の分野

そもそも認定看護師は、ある特定の分野において熟練した知識を用いて、高い水準の看護を実践できる方です。
看護現場で実践、指導、相談の役割を果たし、看護ケア質の向上へ貢献します。

定められた認定看護分野は全部で21あります。

救急医療の現場での迅速な処置が求められる「救急看護」、命の危険にある患者のケアや回復のためのリハビリを行う「集中ケア」、痛みの評価やそれを和らげる処置をする「がん性疼痛看護」など、それぞれ独自の技術や知識が必要なものばかりです。

看護師の免許を所持しており、特定の分野で経験を積み、通算5年の経験を経て教育課程を受け、やっと認定審査を受ける資格が得られます。

気になる分野があっても、その道のりは厳しいからと挑戦すら諦めている方も多いでしょう。

ですが、看護師としてスキルアップするには、最高の資格です。
昇給やスキルアップ、自分が興味のある分野でより貢献できるように、認定試験を目指してみませんか?

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